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パソコンとスマホの音声をBluetoothイヤホンで同時に聞く方法

近年、Bluetoothイヤホンがかなり普及してきました。 以前は3.5mmイヤホンジャックがないスマホはダメだと言われたものですが、最近ではめっきり聞かなくなりました。

私は、付けたまま自由に動き回れるBluetoothイヤホン大好きです。ケーブルが椅子に引っかかってブチリと行くことも、絡まってほどくことも無くなりました。

さて、そんな便利なBluetoothですが、どうしても解決したい課題がありました。

それが「2台以上の端末...パソコンとスマホの音声を1つのBluetoothイヤホンで同時に聞く方法」です。

「同時に接続」ではなく「同時に聞く」というのがポイントです。つまり2つの音声をミックスしてくれないといけません。

そして、私の知る限りにおいて、2021年時点で同時に聞くことが出来るイヤホン/ヘッドホンは全くありません。それどころか、これを実現するためのBluetoothアンプやBluetoothミキサーも見つけられません。(噂によれば無いことも無いとか?)

この記事は、そんな環境を構築するために試行錯誤した私の備忘録です。私自身AV周りに特別詳しいわけでもありません。勉強不足な点もあるかと思いますが了承した上で読んで頂き、よろしければ助言頂けますと幸いです。


詳細は後ほど説明しますが、マルチペアリングやマルチポイントという機能だけでは同時に聞くことは不可能です。

マルチポイント接続対応と謳われていても、子機から複数の親機を切り替えられるだけで、ミックス機能があるとは限りません。

やりたいこと

最もシンプルに表現すると、こんなことができるイヤホンを探しています。

でも、それは無理だと思うので、ミキサーでも構わないです。

本当に探しているのは、このくらいことが出来る装置です。 ※ついでに、USBで内蔵バッテリーに充電しながら動いて、PCとUSBで繋がるオーディオインターフェース機能もあったら尚嬉しい。

アナログ音声を合成する方法

先の通り、2つの音声を同時に聞くためには、2種類の音源を混ぜなければなりません。

複数の音源を混ぜ合わせるのはBluetoothは大変でも、アナログ信号(3.5mmステレオミニプラグ等)なら簡単です。

マルチオーディオスプリッターや、分配ケーブルを使って、適当に入力端末と出力装置を繋げば良いのです。

※電気的安全性、ボリュームのバランス調整を諦める場合に限る

↓2対1の分配ケーブルを使った場合

↓1対5のマルチオーディオスプリッタを使った場合

n対mと言っても、アナログ信号には送受信の方向が無いので、1対5でも、5対1でも、3対3でも、とりあえず繋げば音声が合成/分配がされて聞こえます。(ブロードキャストする感じ)

ただし、複数の機器に分配するということは電気が分散するので再生機器から聞こえるボリュームが小さくなりますし、音声を合成した場合はボリュームが大きくなる恐れがあります。

また、異なる電源が相互に流し合うので、お互いの装置を破壊したり、思わぬノイズが乗る恐れがある点には注意が必要です。(今までにそんな経験はありませんが…)

アナログ音声の音量バランスを調整して合成する方法

前述した2分配ケーブルやマルチスプリッターを使った場合、それぞれの端末でボリュームを調整しないといけませんが、必ずしも手元に調整しやすいインターフェースがあるとは限りません。そういうときは、ミキサーを使って合成したほうが便利です。

パッシブミキサーを使用すると外部給電をせずにミックスが可能ですが、先と同様に音量が半減するので注意が必要です。

電源供給が必要なアクティブミキサーだと、配線がシンプルな商品がレアなのですが次のようなものが使えそうです。

なお、上記はUSB給電なので再生機器とつなぐと電力のループが起きてノイズが乗る可能性が高いです。

ACアダプタやモバイルバッテリーから電源供給をするか、グランドループアイソレーターも1個はさむ必要があります。

また、据え置きでコンセントからの電源供給でも良いなら、入力の片方はRCA端子への変換が必要ですが信頼できるオーディオテクニカのミキサーを紹介します。(RCAとステレオミニプラグの変換は物理形状を変化させているだけなので体感できるような副作用はないです)

もしも、既に本格的なオーディオミキサーを保有している場合は、これらを用意する必要はありません。

以上、ここまでがやりたいことをアナログで実装した場合の話です。

Bluetoothでミックスするには・・・?

私が執筆時(2021年)に調べた限りでは、アナログ入力信号とBluetooth入力信号や、複数のBluetooth入力信号を混ぜてくれる装置は見当たりません。

そこで、一旦Bluetoothレシーバー(受信機)を使ってアナログ信号に変換し、合成/分配した後にBluetoothトランスミッター(送信機)を使ってイヤホンで聞くという方法を考えました。

アナログ信号とは違って、Bluetoothでは送信機と受信機で別物を使う必要があります。(中には物理スイッチで役割を入れ替えられるものもあるようです。)

Bluetoothの送受信機を動かすには外部からの電力供給が必要です。

なので、電源供給の方法によって何種類かあります。

Bluetoothレシーバー(Bluetooth受信機)

パソコンorスマホ >> Bluetoothレシーバー >> 有線AV機器

レシーバーは以下のようなケースで利用されます。 - 有線イヤホンの中間ラインの無線化 - 据え置きスピーカーの中間ラインの無線化 - カーオーディオへの接続

レシーバーには3.5mmステレオミニプラグがあり、愛用の有線イヤホンを繋いで音楽を聞くことができます。

PALOVUE aptX Bluetooth オーディオ レシーバー USB 受信機 ワイヤレスカーキット 車でハンズフリー通話 3.5mm AUX 補助ポート付き 2台同時接続 音楽ストリーミング用 ステレオ 充電不要 (Mini) \2,850

シガーソケット等やUSB等の外部から給電して使うBluetoothレシーバーです。

レシーバーには3,5mmステレオミニプラグがあり、カーオーディオ等に接続して車載スピーカーから再生するのによく使われます。

もちろん、愛用の有線イヤホンを繋いでも良いですし、USB給電なら洋室で据置スピーカーをBluetooth化するのに使っても良いと思います。

[asin:B09PTJQTMY:detail]

エレコム Bluetoothオーディオレシーバー お手持ちのイヤホンを簡単無線化 スティックタイプ ブラック LBT-PAR02AVBK ¥1,998

バッテリー内蔵型Bluetoothレシーバーです。

ポケットなどにピン止めして、この機械にイヤホンを繋ぐ感じで外出先の行動中に使います。

イヤホンにBluetoothが内蔵され始める前は、かなり高機能なものが1万円くらいで売っていましたが、最近は見かけなくなりました。

Anker Soundsync Bluetoothレシーバー(Bluetooth 5.0 レシーバー)【12時間再生 / ハンズフリー通話対応 / 2台同時接続 / 自動車・ホームステレオ・ヘッドフォン・スピーカー対応】 ¥2,399

こちらもバッテリー内蔵型ですが、端子がオスになっていてカーオーディオに接続しやすい構造になっています。

Bluetoothアダプタ / トランスミッター

パソコンorスマホ >> Bluetoothアダプタorトランスミッター >> BluetoothAV機器

要するにBluetooth送信機です。

1. PC用の汎用Bluetoothアダプタ

Bluetoothドライバをパソコンにインストールする必要はあるが、オーディオ以外にも使えるBluetoothアダプタ

2.Bluetoothトランスミッター

どうも調べてみると、トランスミッター専用のが見当たりません。

物理スイッチでトランスミッターとレシーバーを切り替えられるものばかりでした。

スイッチの表記

  • TX : トランスミッター(送信機)
  • RX : レシーバー(受信機)

カー用品の中にはBluetoothレシーバー機能を備えたFMトランスミッター(ラジオ)もあるので、間違えないように注意してください。

構成例

構成例1

再生デバイスを1つに絞れるなら、こういう構成にすると良いでしょう。

構成例2(実際に使用している構成)

Amazonで色々検索していたら、9000円くらいで送受信切り替え可能なBluetoothアンテナを2本内蔵している装置を発見しました。

スペックはこんな感じです。

  • (入出力可能な)3.5mmステレオミニプラグ(AUX) x2
  • (送信or受信切り替え可能な)Bluetooth 5.0アンテナ(aptxll / aptx HD/ AAC / SBC)x2
  • (入出力可能な)光デジタルオーディオ端子 x2

色々試行錯誤した結果、こうなりました。

この構成で1年活用してますが、注意事項を挙げておきます。

  • 出力端子それぞれ(3.5mとBT等)のボリューム調整はできません。+-ボタンで変更できるのはミックス後のボリュームです。個別ミュートできないので有線出力部分は抜き差ししてます。
  • 遅延が倍以上になります。アナログとBluetoothデジタルの変換を2回行うことになるので、普通のBluetooth接続の遅延に比べて少なくとも倍になります。SBCで接続しているのもあり明らかに分かるレベルで遅いのでゲームの時には使えません。
  • 小さな音声が変換の過程で消失します。
  • 周りのケーブルやアンテナの距離によっては、不自然なノイズが入りがちです。個体差かわかりませんが、たまに無音地帯があります。
  • イヤホンのボリューム調整機能は働きますが、この装置で止まって、再生元の機器(スマホやパソコン)へは作用できません。ボリューム調整が二段階になる感じです。
  • 電波は強くも弱くもなく、iPhoneと同じくらいです。木造一戸建ての中央に置くと、だいたい家全体に届きました。(さすがに不安定なときもあります)
  • アンテナが二本あるので、リピーター(中継器)という使い方もできそうです。

図のように、再生端末が増えると一気に複雑化します。だからこそ、再生端末側が複数入力のミックスに対応してくれたら、構成がかなりシンプルになります。

単純に Bluetoothアンテナが3つついた、 BluetoothBluetoothBluetooth できる装置があるだけでも、アナログを経由する手間が減ってかなり助かるので、この記事を読んだメーカーさんの今後の動きに期待します。


追記:持ち運び可能なミキサーを作る構成

上記は据え置きを想定していましたが、実際にはスマホ2台やゲーム機の音声をミックスして同時に聞きたいという需要もあると思います。

そのような場合は、かなり煩雑になりますが組み合わせ次第で実現は可能です。

まず、2台のバランス調整をしたいなら、こちらの装置が使えると思います。

Bluetoothには対応していないので、先で紹介したBluetoothレシーバー2つをINへ、Bluetoothトランスミッター1つをOUT接続し、これら3台をモバイルバッテリーに接続します。

その後、スマホとゲーム機をそれぞれのレシーバーに接続し、ヘッドホンやイヤホンをトランスミッターとペアリングすれば完成です。

配線がかなりごちゃごちゃするのと、Bluetoothの遅延が2倍になります。 さらに短距離で3ペアのBluetooth接続を行うため、電波が混線して遅延が更に酷くなるかもしれないのでお薦めはできません。

できる限り有線で繋いだほうが良いと思います。

また、ELECOMさんはゲーミングミキサーなる商品を何種類か販売しており、これらを活用するのも方法の1つとなりそうです。

マルチペアリングとマルチポイント

似たような検索をすると「マルチペアリング」という機能が見つかることがありますが、これは「同時に聞く」という目的を達成することはできません。

※以下、パソコンやスマホといった送信側を親機、イヤホンやヘッドホンや受信側を子機と呼びます。

Bluetoothには「ペアリング」と「接続」という二段階の状態があります。

ペアリングとは親機と子機の双方で承諾を得て、次に要求があったら接続できるようになっている状態です。

一度承諾されれば情報を記憶するだけなので、電源が入っている/いない。相手が覚えてる/忘れたは関係ありません。

接続とはデバイス間で実際に情報のやり取りを行っている状態です。

ペアリング済みのデバイスが互いに電源が入っていて、接続という操作(親機側で設定しておけば自動接続できますが)が必要です。

マルチペアリング

マルチペアリングとは、スマホやパソコンの接続画面のように、複数の接続相手の情報を記憶する機能です。

このように親機側はマルチペアリングに対応しているのが当たり前ですが、実は子機は1つしか保持できないことがあります。

そのため、マルチペアリングに対応していない子機に親機Aがペアリングした後に親機Bがペアリングをすると、親機Aの情報は子機から失われてしまいます。

親機A側には子機が自分の接続情報を消してしまったことは分からないため項目が残っていますが、子機には接続できず再度ペアリングが必要です。

ですから、マルチペアリングに対応している子機は接続先情報を保持できる台数をスペックの一部として掲載しています。

なお、近年はマルチペアリング対応はさほど珍しい話ではなく、DAISOの1000円イヤホンでも3台まで対応しているくらい一般的なものです。

マルチポイント接続

実際に音楽を聴くには「ペアリング」状態では足りず、「接続」という状態にする必要があります。

「接続」はペアリングされている親子が、普通は親から接続の打診をして子機が認めたときに接続状態となりデータのやり取りが始まります。

そのため、親機Aと接続しているときに親機Bへ切り替えるには、親機Bから接続を試みる操作が必要です。(すると、接続を奪い取るような動作になります)

元々接続していた親機Aの操作で切断した後に子機を再起動することで、自動接続がONで待ち構えている親機Bと繋ぐみたいこともできます。

このような回りくどい操作を避けるために、親機Aと親機Bの接続状態を維持し、子機の側から実際にデータのやり取りをする親を選択できる機能がマルチポイントです。

※メーカーや機種によっては、もしかしたら異なる挙動をするかもしれません。


なお、「同時に接続」は良いところまで来ているのですが、子機に再生の選択権が与えられているだけで音声を合成できるかどうかは別問題であるため、複数の親の音声をミックスして再生できる装置は今のところ存在しないというのが筆者の見解になります。

知ってる?Bluetoothの複数接続「マルチペアリング」と「マルチポイント」の違い|radius|ラディウス株式会社 オーディオ・デジタル音響機器・Lightning製品メーカー

helpguide.sony.net

www.bose.co.jp

https://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/onayami/multipairing_multipoint/

その他の宣伝

Bluetoothスピーカー

世の中には、バッテリー内蔵のBluetooth接続のスピーカーというものもあります。

持ち運ぶにはちょっと大きいかもしれませんが、ずっとイヤホンをしていると疲れるので、いつもと違う場所で音楽を聴くときに重宝してます。


首掛けBluetoothイヤホン

完全ワイヤレスのBluetoothイヤホンは便利ですが、やはり落下することがあるので首掛けタイプのイヤホンも気に入ってます。

比較した感想としては

  • 床まで落下しない。紛失しない
  • 誰かから話しかけられたときに、片耳だけ外してもどこかに無くさない
  • ケーブルがマスクと絡まる
  • 付けていない時の片付きが悪い(ずっと首にかけておくスタイルなら良)
  • 片耳だけの充電ができない(交互に充電ができない)
  • ちゃんと接続すれば、ちゃんと充電される。(完全ワイヤレスは位置が悪くて無線充電できてないことがあるという経験から)


USB外付けサウンドカード

パソコンの本体(マザーボード)から出力されるアナログ音声信号は、内部の様々な装置から出る電磁波によってノイズがのりやすいです。

USB外付けサウンドカードでパソコンから離れたところでアナログ信号に変換することで、音質を劇的に改善出来る場合があるのでお勧めです。

最後に

最後に、Excel VBAのブログでVBA書かないと死んでしまうので書かせてください。

Application.Speech.Speak "ここまで読んでいただき"
Range("A1").Value = "ありがとうございました!"
Range("A1").Speak

うん、よく聞こえる!

以上


何か御座いましたらコメント欄、またはTwitterからどうぞ♪

それではまた来週♪ ちゅんちゅん(・8・)

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