iPhone7を発売と同時に買って早くも4年。
iPhone12が登場したので、色々な事情もあってiPhone12Proを購入した。
この記事は、私が購入に至るまでを綴った覚え書きである。
もし同じような人の参考になれば幸いです。
iPhone12Proを買った理由
理由はいくつかあるが、考えたことを整理しておく。
バッテリーの寿命が低下してきたから
1年ほど前から私のライフワークバランスにおいて、バッテリーの持ちが気になり初めていた。
本体の診断機能によれば最大容量は74%とのことで、本来の3/4しか持たない状態になっていた。
体感では購入当初の半分近くになっている気もするが、あくまで感覚なのと入れてる(常駐)アプリが増えて負担が重くなっているだけという可能性もある。実際のところは分からない。
なお、【設定>バッテリー>バッテリーの状態】で確認できるので、気になる人はチェックしてはいかがだろう。
iPhone7の調子が悪くなってきた気がするから
割と最近になって、いろいろな動作が不安定になって来ている。
申訳程度にやっているソシャゲと、Twitter、はてブ、Amazonプライムビデオなど、多数のアプリがクラッシュするようになった。
iOS14の更新が影響している可能性もあるが、Appleに悪意があるか無いかは置いといて、「4年も経過してるんだからソロソロ買い換えようぜ?」っていう神からの思し召しだと考えよう。
最新の機能が気になって仕方がないから
私は自分ではスマホに関して「ライトユーザー」だと自負しているが、世の中の最新技術は大好物である。
さすがに4年も経過すると、見て分かるレベルで性能に違いが生まれており、我慢できなくなってきていた。
- Qi(ワイヤレス充電)の対応(iPhone 8以降)
- NFC (無線通信)のバックグランド読み取り(iPhone XS以降)
- LiDAR(レーザーによる三次元計測)の搭載(iPhone 12 Pro以降)
- 5G(第5世代移動体通信網)の対応(iPhone 12以降)
基本スペックの向上に期待して
- メモリが2GB >> 6GB
- 防水性能が1mから6m
- 筐体がステンレススチール
- 4倍の光学ズームと3つのカメラ
- Wi-Fi 802.11ac >> 802.11ax(5 >> 6)
- Bluetooth 4.2 >> 5.0
購入時に悩んだこと
iPhone 12の4種類のどれにするか、敢えて廉価版のSE2にするか、敢えて値段の下がった11にするか消去法で消していった。
- 11は価格差の割に期待してる機能が無いので除外
- 12はminiと性能が同じで、大きさは12Proと同じなので除外
- 12 Pro Maxは大きすぎてポケットに入らないので除外
SE2にするか、12Miniにするか、12Proにするかの3択まではすぐに絞り込めた。
SE2と12miniの最大の違いは5Gだが、自分の生活圏内は地方に当たるため、実際に5Gが普及するのは2年以上かかると予想できる。下手したら4年かかるかもしれない。
従って、「今回はSE2で最低限の費用に抑えて5Gが届き次第最新型に変える」という案もあったが、好奇心には勝てず最新機能てんこ盛りのProに決断した。
スペックの比較に際しては、公式ページを使えばそれなりに可視化できる。
https://www.apple.com/jp/iphone/compare/
届くまでの間にやったこと
- 不要なアプリの削除
- アカウント・パスワードの整理
- 保護フィルムの購入
- 保護ケースの購入
- Type-C充電アダプタの購入
- 追加Simカードの申し込み(古いiPhone7も非常用で使える状態にしておくため)
届いてからやったこと
開封の儀
開封時にすべきことは、なにを置いてもまずは画面に保護フィルムを貼ることである。
一度そのまま使うと、ホコリが付いたり指紋が残るのでアルコールで拭いても残ってしまって手間が増えるので、どうせ貼るなら真っ先に貼るのが一番効率が良い。
いつもどおり、風呂場で全裸になって開封と同時にガラス製の保護フィルムを貼った。
ただし、SIMカードの準備がまだなので、ケースは後回しにした。
データの移行
電源を入れたら古いiPhoneの方にデータを移行しますかと案内が出てきた。
言われるがままに進めていったら引っ越しが終わった。
※開始直前で双方の通信が切れてしまったのか、開始できなくなるという事故があった。両方を電源長押で切って入れ直したら、再接続して先に進むことが出来た。
データの移行は1時間くらい。(※使用済データ150GB)
その後、アプリのインストールなどが裏で走っていたようで2時間くらい放置したら安定した。
自動で移行されなかったもの
- SIMのプロファイル(SIMカード差し替えて、WiFi環境でプロファイルを検索して、インストールするだけでOK)
- Wi-Fiの接続SSIDとパスワード
- LINE(古い端末で移行手続きを実施)
- NFC用のクレジットカードiD
- Suica(古い端末でwalletからカード消去→新しい端末でwalletにてSuicaを追加→自動登録→アプリのほうでもログイン。この流れが重要)
- メルペイのiD(アプリのログインは引き継がれたので、アプリ内でiDを選ぶとwalletにカードが増える)
- Googleアカウントのログイン状態(WEB保存パスワードは移行されたので、ログインは手軽)
- ソーシャルゲームのログインアカウント
- MicrosoftのAuthenticator
- 数年前にアカウントのメールアドレスを変更していたが、二段階認証のメールアドレスは変更されていなかった。
- https://account.live.com/proofs/Manage/additional?mkt=ja-jp にて、一旦削除して【別の認証アプリを設定します。】からQRコードで登録をやり直した。
- 【iCloundバックアップ】という機能が増えていたので新たに登録してみた。
- GoogleのAuthenticator
- こちらは大量に登録されているため、気合でがんばります。
- SideBooksのデータ全て
- WebMoneyウォレット
- 住信SBIネット銀行 スマート認証
自動で移行されたもの
- 各種設定
- 標準アプリのデータ一式
- 大半のアプリのログイン状態とデータ
他
感想的なもの
Touch IDと Face ID
iPhone 12のイチバンのネックは、TouchIDが無いことだった。
Face IDを軽く使ってみた感じでは、机においたまま認証出来ないのが面倒だった。
上にスライドしないと画面が表示されないのも不便だ。
でも、お風呂の中でも認証されるのは素晴らしい。
MagSafe
MagSafeはiPhone本体とアクセサリがくっついて色々できるようになる予定らしい。
とりあえず、MagSafe充電器は購入した。
磁石はiPhone本体とアクセサリどちらにも内蔵されていた。(N/Sは手元に確認できる磁石がなくて未確認)
充電器を実際触った感じでは、下側からケーブルが飛び出ないだけでもケーブルの取り回しが良くなった。
横向きで使うときにも、ケーブルの方向が変えられるので本体を180度回転させる必要がなくなった。
片手で外すのは簡単ではないが、端子の抜き差しよりは容易にできた。
ケース(後述)を付けても吸着は問題なく、充電も出来ているようだ。流石に吸着力は落ちるので、ケーブルを垂らすと外れてしまう。むしろこの程度の磁力のほうが使いやすい気もする。
なお、たぶんAppleは接続端子の無いiPhoneにすることを目指しているのではないかと思う。だからこそ、頑なにLightning端子をType-Cに変えないのだろう。
(ホールレス/コネクタレスなどと呼ぶらしく、中国製品では既に実在するらしい)
ステンレスにしたり、耐水性能を上げたりと筐体の防御力を上げてきているのも、同じ目的があるのかもしれない。
カメラ
いちばん驚いたのがカメラである。
iPhone7で薄暗いものを撮るときは、手ブレが起こらないようにかなり慎重に撮る必要があった。
iPhone12 Proでは適当に撮っても鮮明に写った。
それどころか、被写体が目視では見えないくらいの暗さにしても、iPhone越しに見えているではないか。さすがにこれはヤバい。
撮影条件
・薄暗い
・2倍ズーム
・距離1メートル
※イジワル手ブレ:撮影しているあいだ手をブルブルしてイジワルしてみた。
また、月明かりしかない夜に真っ黒で見えない隣の家を撮影したら、朝方・夕方のような明るさで家が写った。
脱コンデジが今まで以上に加速しそうである。
参考資料
NFC (無線通信)のバックグランド読み取り
https://qiita.com/BlueEventHorizon/items/f17da2ea0cee72214c11
サンワサプライ NFCタグ(10枚入り) NXP NTAG213 ホワイト MM-NFCT
- メディア: エレクトロニクス
いつも使ってるガラス保護フィルム
今回買った保護ケース
ACアダプタ
以上
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それではまた来週♪ ちゅんちゅん(・8・)