突然ですがQNAP TS-932X-2Gを購入しました。
今日からしばらくは本機のお話をしたいと思います。
とりあえず今日は購入に関するお話です。
QNAPとは
QNAPというメーカーのTS-932Xという型番のNASです。
NASというのはネットワークアタッチトストレージの略で、一般人的な括りで言えばハードディスク、正しくはファイル共有に特化したサーバーです。
LANに接続して使用するため、複数の端末から同時にアクセスして使うことが出来ます。
販売サイトではハードディスクという括りでUSBハードディスクと一緒くたに公開されていますが(利用者視点)、中身はパソコンと同じ機能を備えており完全に別物です。従ってNAS単体で「あんなことや」「こんなことが」出来ます。
QNAPの選定理由
数あるNASの中で高額なQNAPを選択したのには、一応理由があります。
一概にNASと言っても色々と種類あって、BUFFALOのLinkStationやI-O DATAのLANDISKと言った有名メーカーのNASであれば1~2万円もあれば、買って繋ぐだけ※で使えるNASを入手することが出来ます。
対してQNAPやSynologyと言ったメーカーの、いわゆる「NASキット」は内蔵HDDは別売りとなっており、自作的な要素が関わってきます。
ライトユーザーにとっては全くメリットがありませんが、ある程度「あんなことや」「こんなことが」したい人にとっては後者のほうが自由が効きます。
具体的には(もちろん例外もありますが)
- 内蔵HDDのグレード、容量を自由に選べる。
- ベイ数やCPUやLANポート数など性能の異なるバリエーションが多い。
- 必要な「アプリ」をインストールして様々なサーバーとしての役割をもたせることが出来る。
私は「あんなことや」「こんなことが」したい人なのでNASキット対象者です。(・8・)
そして、お仕事でQNAPを扱っている関係上、最新機種の機能が気になって仕方がない という単純な理由でメーカーは選択しています。
以前からNASが古くなってきたので交換したいという思いもありましたが、たまたま見かけてベイ数の多さに心打たれて衝動買いしてしまいました。
TS-932Xとは
TS-932Xには-2Gと-8Gがありますが、つまりはシステムメモリの容量違いなのですが、私が購入したのは-2Gの方です。一般に流通しているQNAPは殆どが最低メモリ版で、-8Gとかになると大抵取り寄せになるような気がします。
そしてこのメモリは簡単に交換できます。 ※最低クラスのQNAPだと交換不能なものもあります。
私は初めから自前での交換を予定しておりまして、下記仕様によると16GBx1まで行けるらしいので、16GBメモリに交換しちゃいます。 ※メーカー保証外になります。
まあ問題が起きたら、もとに戻して再現するなら故障、再現しなけりゃ交換メモリのせいってことで。
早速蓋を開けて見ましたが、簡単に交換できそうでしたので初期化が終わったら交換しようと思います。
ストレージベイに関しては3.5インチx5、2.5インチx4という、10万円を切るNASとしてはトップクラスのベイ数を誇るNASになります。 ※当然HDD、SSDは自前で用意する必要があります。
私の部屋にはSSDやHDDが沢山転がっているので、適当に整理して突っ込んで行く予定です。
SFP+による10GbEが気になっているので、いつか試してみたいところです。
以下は公式の仕様全文のコピペです。
項目 | 内容 |
---|---|
CPU | AnnapurnaLabs、Amazon社Alpine AL-324クアッドコア 1.7GHz ARM® Cortex-A57プロセッサ、64ビット |
暗号アクセラレーション | 可 |
システムメモリ | 2GB DDR4 2400 (1 x 2 GB) |
最大メモリ | 16 GB(1 x 16 GB) |
メモリスロット | 1 x SODIMMスロット |
フラッシュメモリ | 512 MB NANDフラッシュ |
ドライブベイ | 5 x 3.5インチSATA 6 Gbpsベイ 4 x 2.5インチSATA 6 Gbpsベイ、最大高さ9.5mmのドライブ ホットスワップ可能 |
ドライブ互換性 | 3.5インチベイ: 3.5インチSATAハードディスクドライブ • 2.5インチSATAハードディスクドライブ • 2.5インチSATAソリッドステートドライブ 2.5インチベイ: •2.5インチSSD |
10ギガビットEthernetポート | 2 x 10GbE SFP+ |
ギガビットEthernetポート | 2 x ギガビットRJ45 |
USB ポート | USB 3.0(前面:1。後面:2) |
音声 | 1 x 内臓スピーカー、1 x 3.5mmラインアウトジャック 注意:スピーカーとライン出力ジャックを同時に使用することはできません。 |
LED インジケーター | ステータス/電源、LAN、USB、HDD 1-5、SSD 1-4 |
ボタン | 電源、リセット、USBワンタッチコピー |
システム警告 | ブザー |
フォームファクター | タワー |
寸法 (H x W x D) | 182 x 225 x 224 mm 7.17 x 8.86 x 8.82インチ |
消費電力 (W) | HDDスタンバイ:21.66 W 稼働中:42.15 W (5 x HDDおよび4 x SSDを取り付け) |
音量 | 音圧レベル(LpAm): 18.7 dB(A) |
重量 | 正味重量:3.53 kg(7.78 lbs) 総重量:5.06 kg(11.15 lbs) |
ファン | 1 x 14cmスマートファン(12V DC) |
電源ユニット | 120W AC外部アダプター、100-240V |
動作温度と相対湿度 | 0~40˚C(32˚F~104˚F)、5~95% RH非結露、湿球:27˚C(80.6˚F) |
セキュリティスロット | Kensingtonセキュリティスロット |
おわりに
せっかくなのでセットアップの過程を記事に残して行きたいと思います。
しばらくはExcelはお休みして、少しづつ進めて行くつもりなのでよろしくおねがいしますね。
以上
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幸せなVBAライフを♪ ちゅんちゅん(・8・)