記念すべきブログの1つ目を飾る記事を書くにあたって、一度もこれまでの自分を振り返ったことが無かったな、と思ったので思うがままに書いてみます。
恥ずかしい内容なので早々に消すかもしれません・・・。
VBA自体には全く関係のない話なので、興味が無い方はお帰りくださいませ。
それでは、はじまりはじまり~
私がプログラミングに触れる事になった最初のきっかけは中学3年の夏のことでした。
その頃はパソコン(Windows98)と言ったらフリーソフトをダウンロードしてきてゲームするのと、Outlookで仲の良い友達とメールするくらいにしか使っていませんでした。
クラスメイトの少し仲良くなった子が「ホームページを自作している」ということを知り「ホームページの作成方法」なるものを教えてもらいます。
友人から言われるがままにYahooジオシティーズでスペースを確保して、FFFTPというフリーソフトでHTMLをせっせとアップロードしていたのを覚えています。 (先日、2019年度末でサービス終了が発表されたのは感慨深いものがあります)
そう、HTMLです。
その頃はエディタやらホームページビルダー等のソフトの存在を知らなかったので、検索して出てきたホームページで「ソースを表示」を開いて、ひたすらコードをパクってメモ帳でに書きなぐっていました。
しかしホームページを作ったところで、書きたい内容なんてありません。
自己紹介ページを作った後は、何をしたら良いか分からず適当にネットサーフィンに明け暮れていました。
そこで「動くホームページ」に出会います。
今となっては黒歴史化されていますが、当時は「動くホームページ」と言ったら憧れ?の的でした。
とは言え、学内でも有名な「英語大嫌い」人間の私には、書いてあること(JavaScript)なんて分かりません。
Script?Function?Document?って思いながらも、とにかくブロック単位でコピペして、無事に動いたら大喜びしてました。 (※HTMLもアルファベットですが、英単語ですらなかったので、その時はただの記号の羅列としか思っていませんでした。)
実はこの頃は、まだJavaScriptがプログラミング言語だということすら知りませんでした。(笑)
そして万を期して友人に質問します。
「ゲームを作りたい。」と。
友人は優秀で私の求めていた答えをすぐにくれました。
私が意味不明な「動くホームページ」で遊んでいるうちに、友人はもっと先の勉強をしていたんです。
そこで紹介されたのが、初心者向けプログラミング言語:HSPです。
再び言われるがままにフリーソフトを入れる要領で開発キットを入れて、mes "Hello Word"と書いてF5(実行)。はい、感動!←したか忘れましたが。
その頃はプログラミングとは超頭の良い人がやる仕事で、ましてや英語が大嫌いな自分には関係ないものだと思っていました。
しかし、やってみるとHTMLと同じ要領で、つまりコピペで大抵の事ができました。
HSPは開発者が日本人ということもあって、標準の日本語ヘルプが充実しており、ご丁寧に日本語コメント入りのサンプルコードが大量に入っていて、意外と思われるかもしれませんが当時からネット上でも様々なサンプルが公開されていた、というのが大きかったと思います。
その後はHSPを使って好きなフリーゲームや、フリーソフトを真似て色々作りました。受験勉強もせずに。
しかし運が良かったのか、はては神のいたずらか、第一志望である地元工業高校の情報科に合格することができました。
高校のプログラミングの授業で使ったC言語はで初めて見るものでしたが、HSPで基本的なプログラミングの仕組みは十分に身に付いていたため、授業をを何となく聞いているだけでスムーズに理解できたのを覚えています。
その一方で高校入学祝いで親から買ってもらったパソコン(WindowsXP)を使ってオンラインゲームにドハマリしてました。(笑)
赤点、追試、果ては補習や「1」がついて親の呼び出しまで。クラスで最下位争いをするくらいにはひどい有様でした。
じゃあこの間、プログラミングをしていなかったのかというと、そんな事はありません。
実はプログラミングだけは常に90点後半をキープしていました。
原因はここで堂々と言えるものではありませんが、持ち前のプログラミング技術を使ってオンラインゲームのマクロを開発してズルしていました。
※そのゲームはとうの昔にサービス終了済みです。
でもこれって今で言うRPAですよね!?その頃から「作業効率化」に対する適正があったのは間違いないでしょう(笑)
HSPはプロの方からはプログラミングとは認められない!と言われますが、外部DLLを使う事ができるのでWindowsAPI等を駆使して素人目にはCと変わらないアプリ開発が可能です。
その結果、私のプログラミング技術は、良くも悪くも輝かしい進化を遂げました。
さて、話が逸れましたが、ゲームに明け暮れていた私は、就職先の選択肢は少なく、進学できる学力もなく、適当に教師に紹介されたIT企業ですら無い今の会社に就職しました。
有給消化率0%、毎日のサービス残業は最低1時間、さらに月残業100時間超過は当たり前、社長命令絶対のトップダウン型の、ぶら~っくな企業にね。
そして帰宅後に趣味に勤しむ時間のない私は、学生時代のような楽しいゲームやプログラミング生活とおさらばして、幕を閉じたのでした。
Bad END
ところが、
この会社の情報システムやべぇ~
これが最初の感想でした。
そして、ここから、ことりちゅんの快進撃が始まります!
fin.
(あれ?VBAどこいった・・・)
Twitterバージョン
あの頃はそれがプログラミング言語だということすら知らなかったが、とにかく自分が書いた物事が、普通の(Windows)アプリケーションとして実行されることに堪らなく興奮を感じたのを覚えている。
— ことりちゅん@えくせるちゅんちゅん (@KotorinChunChun) 2020年2月22日
書いたのは
mes "Hello, World"
と
F5 (実行)
だけ。
環境構築不要な、あの手軽さはヤバい。
あっさりと当時の様子が再現できた。
— ことりちゅん@えくせるちゅんちゅん (@KotorinChunChun) 2020年2月22日
こんなので、よく何千行も書いてたよね。
途中からHSP3になって、少しだけマシになったけど。
それでも当時の私は全能の力を手に入れたと信じてたよ。
ゲームだって、ツールだって、ゲームをアレしてコレするマクロだって作れたからね。 pic.twitter.com/f7zLEETFOW
お陰でその間にC#とJavaを触ることが出来たので、オブジェクト指向というものを理解できたのは良かった。
— ことりちゅん@えくせるちゅんちゅん (@KotorinChunChun) 2020年2月22日
HSPからVBAに飛んでたら、クラスとか理解できなかった可能性が高い。
ところで、私に教えてくれたあの友人は、どこへ行ってしまったのだろうか。
国内最大手を受けたのだけは知っているが…
続編